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:*✿ひめりぃ✿*:
夏休みに入ってから彼氏の天都(takato)のお家に遊びに行くのが、毎日の日課になっている。 といっても、お互いにお家がとなり同士。 幼なじ…
忘れ物を取りに教室に戻ると── 「好きです……っ!」 幼なじみが女の子に告白されている場面を目撃してしまい、慌ててドアの影にそっと身を隠す。…
幼なじみの光(ヒカル)が、“放課後、空き教室に来てほしい”と女子から呼び出しを受けたらしい。 “放課後、空き教室、呼び出し” っていったら、…
今日はバレンタイン。 私にとって一大イベントの日。 今日こそ、大好きな瀬名(せな)先輩にチョコを渡して告白するんだ。 ちなみに瀬名…
「ハァ…………。」 誰もいない校舎裏で、私は深いため息をついていた。 グループに合わせて上辺の友達ごっこなんて、辞めてしまいたい。 外され…
海が大好きな柊矢(シュウヤ)は、花火大会よりも海がいいと言うため、フタリで海に来た。 「わぁー海だー!!ふふふっ」 目の前の景色に、ついはし…
「僕眠いから先もう寝るね。おやすみ」 「えっ!ま……待って!私も寝る〜〜!」 メイクを落として歯ブラシして、お肌のお手入れするクリームとか色…
「はぁ………ぁ、」 私、小日向実(コヒナタミノリ)はオフィスデスクから離れて、窓の景色をぼんやり見つめながら、ふと深いため息をこぼしていた。 …
ホワイトデーの今日。 「ハァ……、」 結局八尋(ヤヒロ)先輩からのお返しはもらえず、時間は放課後になってしまった。 もしかしたらお…
私の学校の保健室の緋月(ヒヅキ)先生は、大人っぽい雰囲気が魅力的で。 大体の女子生徒は、緋月先生のファンになる。 私もそのなかの1人で、バ…
「わぁ~ありがとう♡」 「クッキーだ!」 なんて、女子の黄色い声が廊下中に溢れるなか。 私だけが何故だか、まだお返しをもらえていません。 …
「僕ね彼女できたんだ~」 そう聞かされたのは、休み時間の屋上でのこと。 「え。かの、じょ……?」 時が止まったみたいに思考が一瞬だ…
始業式早々。 遅刻ギリギリに追い込まれた私は、用意されたジャムも塗らずに、食パンを二口でほおばり 「行ってきみゃふっ!」 まだ口の…
「……さっきはごめんね? ぜったい同じの明日買ってくるから。 ね、お願い。どうかキゲンなおしてよ」 彼女がお風呂上がりに食べるはずだったアイス。 …
私の小さなため息さえも響くほど、放課後の教室はとても静かだ。 時計を見ると、あともう少しで下校時間になりそうな時刻。 本当なら、日誌…
今日は年に一度。 チョコを添えて、大切な人に想いを伝えられるバレンタインの日。 そんな年に一度のとくべつな今日だから──… 放課後…
「おねむの涼くん、朝だよ。遅刻しちゃうよ」 「んー……もうちょっと」 「3秒以内に起きれたら、もれなくギュー付きだよ。いーち、にー……」 …
キミに好きと伝えるには、このチョコ一つじゃ足りないくらいに、私の心はキミへの想いでいっぱい溢れ続けている。 スキと一緒に添えたチョコ、 どうか受け取…
お葬式の朝。 親族たちが皆、棺の中に花を入れていく。 自分の番が来て、葬儀社の人から花を受け取り、棺の中を覗き込む。 その瞬間、目…
日向(ヒュウガ)くんがリビングのソファで、何やら真剣に雑誌を読んでいる。 「なに読んでるのー?」 気になって表紙のタイトルを確認すると …
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