最初で最後の一回は、彼の優しさだったのかもしれません

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元になったエピソード

私には高校3年間片思いしてた相手がいました。
1年のオリエンテーション合宿で、体育委員としてクラスをまとめる姿に惹かれ一目惚れでした。
その後、彼の方からLINEの追加が来て、毎日LINEをしていました。夏休みに入りお互い部活(彼はサッカー部、私は男バスのマネージャーでした。)が忙しく少し離れていました。夏休みが空けると、会話がなくなりLINEもしなくなり、その上クラスのみんなに私が彼のことを好きなことが知り渡り、彼もそのことを少しきずいていて、気まづくなりました。
二学期の席替えで前後になったけど、一学期とは違い1日も話さない日が増えていきました。
あまり話さないまま、3月になり、このままでは嫌だと思い勇気を振り絞って電話で告白しました。
結果は、部活と勉強に集中したいと言われ振られてしまいました。
振られたのに諦めもつかないまま、なにもない日々が過ぎ月日は流れいつしか卒業式でした。卒業式で撮った写真をLINEで送ったときに私は思い切って2人で映画に行こうと誘いました。彼はいいよと言ってくれホワイトデーの日に少し遠出して恋愛映画を見ました。
そのあとは宛もなくただその街を喋りながら歩いていただけですが、彼と2年ぶりに沢山話すことができてすごく嬉しかったです。
4月から彼は大学、私は専門学校と進路は別々なのでもう会うことも少ないと思います。
告白はしませんでしたが、最初で最後のデートは一生忘れられません。

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written by みっちゃん

マンガ作者

ふくみみ

女性 投稿マンガ数 21

ご覧いただきありがとうございます。 関西在住のフリーのイラストレーター。 ウェブ漫画の着彩や企業様の広告漫画を描いています。 文章を書くことも好きで、ラジオで朗読紹介していただいた経験もあります。 投稿サイト内では、ラジオドラマ化もしていただきました。 Instagramでは育児漫画を載せています。

エピソード投稿者

みっちゃん

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