久しぶりの恋の始まりは

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元になったエピソード

私には付き合ってもう少しで7ヶ月目の彼がいます。私たちの出会いはネットで、同じ県には住んでおりますが、住んでいる場所どうしは遠距離で月に1度や2度ほどしか会えず、少ない時で2ヶ月に1度というペースで会っております。

彼と付き合う前、私は今まで付き合っていた男性方に振られ、時には浮気をされ男性に対してコンプレックスを抱いており、3年間ほど好きな人をつくる事から遠ざかっておりました。しかし、勇気を出してもう一度、1からリセットして恋をしたいと思い始め、ネットでの恋愛を始めました。

彼と初めて会った時の第一印象はとてもチンピラ。いわゆるヤンキーという感じであり、びっくりしました笑
しかし、そんな外見とは裏腹に彼はとても繊細であり優しく温厚な方であるとだんだんと思えてきました。

彼と会う2日目。いつものように会い、他愛もない会話をしている最中に「ね、ひーちゃん。俺、ひーちゃんとの未来が見てみたい」と彼。その言葉にびっくりしてしまった私は、「いきなりどうしたの?笑」と笑い混じりに返答。すると、「ひーちゃんはきっと俺が探していた人なんだなって不意に思ってさ。」と。その言葉に彼の目に私は全てを預けたくなってしまったのです…。しかし、最初わたしは彼の言葉にYESと返事を出来ませんでした。なぜなら、私は多くの男性からそのように告白をされ何度も振られているからです。また自分に降り注ぐのかと思った時急に怖くなってしまい、「ごめんなさい」と伝えました。すると、「何日でも、何ヶ月でも、何年でも待ちます。それぐらいあなたが好きになりました。」と伝えてくれました。

初めて会った日から彼とのLINEや電話は続き彼への気持ちは日に日に大きくなっていきました。そして初めて会った日から約1ヶ月したある時、私は彼にLINEで想いを伝えることにしました。「あなたが好きです。あなただから信じてみたくなりました。まだまだ未熟者の私ですがこれからもよろしくお願いします。」と。
すると彼は急に泣き出し、「俺もです。初めてあなたの声を聞いた瞬間から恋に落ちました。一生かけて守ります。」と伝えてくれました。そこから交際に発展しました。

今、その彼は新しいお仕事に就き日々頑張っております。そして私も私で看護師になるという夢があり、今は実習を行っている真っ只中です。
様々なストレスを抱え、その上会う事が少なくなった私たちですが、実習がない毎週土、日曜日に行う彼との電話は最高に幸せです。
いつでも優しく、どんなに離れてても「一生かけて守ります」と伝えてくれたあの言葉を今でもずっと守り続けてくれる彼を私はとても尊敬しとても愛しております。

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written by ひー