気付くのが遅すぎた恋心【後編】

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元になったエピソード

嫌いだった彼の続きです。

2年生もあと1ヶ月で終わる頃、席替えで彼が後ろの席になりました。それからの日々は楽しく毎日学校に行くのが楽しみでした。

ある日、私は彼の好きな人が気になり聞いてみることに…。彼は顔がよく女子には人気でした。最初は聞いてもはぐらかされましたが私の友達だと言いました。その時になって私は彼への恋心を自覚し、同時に失恋をしてしまいました。そして、その日家でずっと泣いてました。

次の日、学校に行くと彼は昨日のは嘘だと言ってきましたが、私はそれが信じられずにいました。それからはいつも通りの日々、、、。
そんなある日、私は教科書を見返していると教科書の端に彼の字で “好きだ” という文字が。その時、彼が隣の席に座っていた頃、教科書を忘れ机をくっつけて一緒に見ていたことを思い出しました。

その後、私は教科書のことを彼に言ったら「やっと見たのかよ」と笑われました。彼はずっと前から私のことが好きだったそうです。でも、私はそれに気付かず焦っていたようです。
そして、最近私が彼に好きな人がいるのかと聞き嫉妬してくれるかもと思い私の友達の名前を言ったと。
でも、私は何の反応も示さないから諦めようかと思っていたそうです。

そんな彼は今、私の大切な彼氏です。

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written by Sachi