思いがけない、ドキドキな修学旅行!

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元になったエピソード

高校2年生で行く予定だった修学旅行が新型コロナウィルスにより、3年に延期になりました。

そんな修学旅行で起こったことです。

1日目の行動が終わり、旅館でのことです。
私たちの班は売店で買い物をしていました。
好きな男の子が私の班の女の子に「後で電話してもいい??」と聞いているのを聞いてしまいました。
私は「あぁ、彼はあの子が好きなんだな。私は片思いだったんだな」と思いました。

その後、部屋に戻りトランプで遊んでいた時に班の女の子の携帯に電話がかかってきました。
スピーカーでみんなで話していました。
しばらくしてから、彼と同じ部屋の男の子が「○○(私の苗字)さーん、○○(好きな男の子)がLINE追加してもいいか聞いてるー」と言われました。
私は追加してもいいことを伝えました。
すると、しばらくしてから男子側から電話が切られていて、好きな人からLINEが追加されていました。

その日の夜、慣れない環境でもあったからか、体温が37度を超えてしまい、コロナ禍であることもあり、1人別室就寝となってしまいました。
そのことを彼にLINEで伝えると「暇なんで会いに行きます」と返ってきました。
本当に部屋に会いに来てくれましたが、先生にバレると怒られることもあり、すぐに帰えらせました。
しかし、見回りの先生がいてなかなか帰れず、避難するため、結局私のいる部屋に戻ってきました。
その後は彼と旅館のベランダで2時間くらい話しました。
部活のことや病気のこと、ほんとにたわいもない話ばっかりを大笑いしながら話していました。
しばらくして寒くなり、部屋の中に入り、またたわいもないを話しました。
彼は「○○(私の苗字)さんが寝るまで帰りません。」と言っていたので、早く寝ないとなと思い、寝たふりをしました。
すると、寝たふりだと知らない彼が私の髪を耳にかけて小声で「好きです」と言って部屋から出ていきました。
ドキドキが止まりませんでした。
体温も無事に下がり、みんなと合流できましたが、その後の修学旅行中は何もありませんでした。
しかし、帰ってから猛アピールされ、現在付き合い始めました。

恥ずかしがり屋で優しい彼は自慢の彼氏です。

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written by あみみ