傘を忘れたバレンタイン

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元になったエピソード

彼は付き合ってるとかではないですが、
私の好きな人です。
バレンタインの日、学校の校舎から出ると雨が降り始めました。
私が彼に冗談で「傘貸してよ〜」って言いましたが、
「なんでやねん笑」と言われました。
「じゃあマフラー巻いて帰ろっ」と言って頭に巻いていたら、彼が何も言わずにスっと彼の折り畳み傘を貸してくれました。
初めての事だったので動揺して、
「え!いいよ!○○が濡れるやん!」って言いましたが
「ええからええから」って貸してくれました。
「ありがとぉ…」って言いながら受け取ると
少し小さい声で
「コートのポケット見て、左」って言われて手を入れると
なんとチョコが入ってました!
お返しはめんどくさいと言っていたので、私はバレンタインの別の日にキットカットをあげていました。
そしてお返しはないと思っていましたがちゃんと返してくれてとても嬉しかったです。
帰った後「大丈夫?濡れてない?」ってLINEで聞いたら
「大丈夫大丈夫。俺がそうしたかったから。」って返信がありました!
その日はいつもの100万倍かっこよく見えました。

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written by ねこ。

マンガ作者

町田ねねこ

女性 投稿マンガ数 9

特に女の子を描くのが好きです! ◾️これまでに描いたもの ①「出雲大社で縁結び! 御朱印の代わりにGETしたのは…」 ②「お化粧直しがもたらした、彼の意外な一面」 ③「手を繋ぎたい!ドキドキのお祭りデート」 ④「傘を忘れたバレンタイン」 ⑤「彼が塾に早く来る理由は…?」 ⑥「あの時隣の席になれたから...」 ⑦「秋の夜長は二人で星空を」 ⑧「間に合わなかったはずのクリスマスプレゼント」 ⑨「憧れの人から私だけのヒーローに」 ◾️インスタのアカウントではコミックエッセイやオリジナル漫画も描いています よろしくお願いします!

エピソード投稿者

ねこ。

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