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リュックの中に秘められたキモチ

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元になったエピソード

私と彼が出会ったのは中学一年生の時でした。当時は『同じ委員会の名前も知らない男子』という印象だったのですが、委員会で隣の席になり彼の笑顔に一目惚れしました。中学二年生になった時には、同じクラスになりました。そこから毎日喋るようになり、移動教室も休み時間もずっと一緒でした。しかし中学三年生の時、彼に彼女が出来たと聞きました。その時、私は失恋を確信しました。(後から聞いたのですが、彼女が出来たという噂は嘘で、お姉ちゃんが学校に迎えに来たのを誰かが彼女だと勘違いしたらしいです。)そこから次第に彼の事を避けるようになって疎遠になり、高校も女子校を選びました。そして迎えた卒業式。最後の下校の時間に。友達と帰ろうとした時、後ろから『まって!』という声が。彼が息を切らして走ってきました。そしてリュックに何か入れて、そのまま去ってきいました。家に帰って見たら第二ボタンと『好きだ。』と書いた手紙がありました。私は恥ずかしくて数ヶ月経った今でも返事が出来ていませんが、今度久しぶりに彼と遊びに会う予定があります。その時に思いが伝えれたらいいな。

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written by あおりんご

マンガ作者

なぁ

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東京在住の イラストレーター 【ピュアでかわいいイラスト】 お仕事依頼はインスタのdmから

エピソード投稿者

あおりんご

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