紳士的な彼の、可愛い告白

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元になったエピソード


私は社会人になってからの出会いの少なさに驚き、マッチングアプリで彼氏を探すことを決めました。

それなりにマッチングした中で1人、話も合って、見た目がタイプ&誠実そうな3つ上の男性と知り合いました。
会って話したいと誘いがありましたが、なかなか予定が合わず…メッセージのやり取りを長く続け、ようやく実際に会うことができました!(写真よりカッコよくてビックリ)

何回かのデートではプランも全て考えてくれた上に全奢り、アニメ系の話しも合うしエスコートも完璧。

こんなに紳士的でかっこいいのになんでアプリをやってるのか、正直彼が遊び人でないか疑いの気持ちが深まりました。

そして数回目のデートで、「付き合ってほしい」と彼から告白。
アプリでの出会いの不安と、自分の自信のなさから、わたしは答えに詰まってしまいました。
その様子を見た彼は、そうだよね、まだ気持ちが追いつかないよね…と寄り添ってくれました。

すると突然、それまで紳士的な彼が焦りながら「でも!」と大きな声を出します。
「オレ達はまだ知り合って間もないけど、本当にいいなと思ってる」
「こういうのは時間じゃなくて気持ちを考えてみてほしい」
「俺、すっごい大事したいタイプなんだよ!」
矢継ぎ早に、どんどんあわあわしながら説得に入り出す彼の姿がとてもとても面白くて、わたしはついつい笑っちゃいました。

最後に、「俺は、付き合うからには真剣交際がしたい」
と真っ直ぐな目で言ってくれました。

その姿を見て、彼への愛しさが込み上げた私は、告白にYESと回答。

普段は余裕な態度の彼の、余裕のない告白の言葉のギャップはたまりませんでした。
そんなすてきな彼とは、今でもお付き合いを続けています。

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written by さーや