君の仕草に、キュンです。

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元になったエピソード

 僕と彼女が付き合う前、僕達は授業中によく目が合っていました。お互い見つめ合って、ちょっと微笑んで、目を逸らす。お互いに恥ずかしがりやなのでこのぐらいしかできませんでした。
 好きという気持ちは伝えられてはいたのですが、僕はまだ明言していなかったので向こうは両想いとは思っていなかったと思います。
 あるとき、目が合ったときにウインクをしてみました。すると彼女(まだ付き合ってない)はかなり照れた様子で顔をおさえながら下を向いてしまいました。僕はその仕草にキュンとしてしまい、それ以降何度もやるようになりました。彼女からすればまだ付き合っていなかったのでただの思わせぶりだと思われていたかもしれません笑。

 最初のウインクから数日後、僕はまたウインクをしてあの仕草を見た後、指をこちらに向かってクイックイッと動かしました。「ゆうな(仮名)もやってよ」と心の中で言いながら。彼女は動きで「えーやだやだ」と伝えてきたのでその時は諦めましたが、次の授業のときにまた動作で「やってよ」と伝えてみました。

そうしたら、やってくれたんです。首を少し右に傾けながら、左目を一瞬閉じて。

 その仕草のなんと可愛いこと!!僕は笑顔を返すのが精一杯で、次の瞬間には顔を反対に向けて照れ隠しをしていました。いつもはぎゃーぎゃー騒いでいるような、少し男気のある人のそういう瞬間って、ギャップ萌えっていうんでしょうか?ほんとにほんとに可愛かったんです!


 付き合い始めて2ヶ月以上たった今は僕がたまーにウインクするくらいで、彼女に「やってよ」と伝えてもやってくれません。僕の心を打ち抜くための作戦で、打ち抜いた後の今でははずかしいからやらないようにしているんだと僕は勝手に思っています。そう考えるともっと可愛く思えてきます?

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written by PEACE

マンガ作者

スイコ

女性 投稿マンガ数 11

絵を描くのが大好きです。 ゆっくりペースではありますが、大切に描かせていただきます。

エピソード投稿者

PEACE

男性 投稿エピ 12

ユーザー名「nato」はこのご時世なので変えました。 「君の仕草に、キュンです。」「僕の憂鬱な日」見てね!