今が本番のプロポーズのとき

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元になったエピソード

彼とは付き合って2年以上、お互い将来のことはなんとなーく考えており、この人と結婚するんだろうなーとやんわりと思い描いていました。

彼のお姉さん夫婦の所に赤ちゃんが生まれたため、お祝いをしに会いに行きました。赤ちゃんを抱っこしているうちに、もともとの子供いいなという思いが、子供可愛いなー、いつかほしいなーと強くなっていくのが分かりました。
その帰り道に私から「赤ちゃん可愛かったね」と話しかけました。そこで彼から唐突に「じゃー結婚するかー!」と言われました。こんな会話は割と日常茶飯事にあったので、また冗談言ってるなと思い、「じゃー早く婚約指輪ちょーだいよー笑」とふざけて言ってみると「じゃーちょっとまってて、車から降りたらね笑」と言われたので「もーそーやってふざけたことばかり言ってると本当に言ってる時も私に本気にされないからね!」と言ってその会話を終わりにしました。
家につき、片付けをしていると彼が「あ、車に忘れ物してきた」と言い、車に戻っていきました。私は気にもとめずに家事をして飼っている犬の散歩の準備をしていました。
彼が戻ってきたと同時に、「ねー、指輪、ほしい?」と言い指輪の箱を私に差し出してきました。私はいきなり出されたことですぐに理解が出来ませんでしたが、彼は照れながら「結婚しましょう、おじいちゃんになっても一緒にいてください」と指輪の箱を開けて指輪を見せてくれました。ようやく理解でき、感動してしばらく涙が止まりませんでしたが「お願いします」と返事をしました。
その後犬の散歩をしながら、左の薬指にある指輪が夕日でキラキラ輝いているのを眺めていました。

彼なりにプロポーズのシチュエーションを考えていたようですが、コロナにより緊急事態宣言中でお出かけする訳にも行かず、色々考えて一周まわって家でプロポーズという運びになったようです。切り出し方が不器用で彼らしくて笑ってしまいますがとっても幸せです。
永遠の日ということで10月8日に入籍する予定です。

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written by あんち

マンガ作者

むつきひろ

女性 投稿マンガ数 9

はじめまして。閲覧ありがとうございます!! 少女漫画雑誌に投稿歴があり、受賞歴もあります。 キュンキュンするような漫画を沢山描きたいと思っています! よろしくお願いします!

エピソード投稿者

あんち

女性 投稿エピ 4