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職場の「推し」くん

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元になったエピソード

彼との出会いは仕事場。見たことない知らない顔やなーと思った彼は仕事場のバイトくん。高身長で、ものすごくイケメンでどタイプ。まぁこんだけイケメンだったら彼女とかおるんやろなーと思ってました。
ある日仕事が一緒になった時に、「何歳ですか?」と聞いたら「22歳です」と、、私の一つ下!彼は本業もしつつ、本業が休みの時に私の働いてる所にバイトに来ていると聞きました。
「そんなに仕事してたら遊ぶ暇無いやん?」と言うと、「別に彼女とかおるわけじゃないんで大丈夫です」と言われ、彼女がいないことが分かりました
まぁ別に付き合いたいとか好きとかでは無かったので、推しぐらいの感覚でした
そんなある日、私の勤務先が異動になりました
元の勤務先が最後の日に推しと仲のいい仕事場の方に「私今日でここ最後なんですよー!」と言うと、「え?!それじゃあ、あいつが悲しむなー」と言ってきました
え?それってどういうこと?私はその人に何も聞けず、推しに会うこともなく新しい勤務先に異動になりました
新しい勤務先に慣れ始めた頃同僚から「彼氏作らないの?」といわれました。私は「今はいいかなー。それに私には推しがいるし!分かる?別のところにおる身長の高いイケメン!」と言うと彼女は「そんな人おったっけ?」と。
みんな見る目がないなーと思っていた数日後、同僚の彼女がものすごい勢いで私に飛びつき「ちょっと!!高身長のイケメン!分かったよ!しかも聞いて!あの子、あんたのこと推しなんやって!やけん、会えんなったのが寂しいんやって!チャンスよ!」
と、まさかまさか私の推しが私を推してくれていました。
それから数日後何故かまわりまわって彼のLINEをゲット
連絡していくうちにどんどん彼を気になるように。
そして今度2人で会う約束をしました
奥手な私が彼に想いを伝えれるのはもう少し先かもしれませんが、上手くいけばまたここに残せたらなと思います

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written by もも