クラスに馴染めなかった私を救ってくれた

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元になったエピソード

これは私が中学2年生だった時のお話です。
私は、中学1年生の夏に転校してからなかなかクラスに馴染めずに体調を崩すようになり、2年生の時にはほとんど学校に行けなくなってしまいました。
当時、友達もいなくて学校に行けても1人で本を読んで過ごしていたので、誰も私に気にかけてくれることはありませんでした。
2年生の5月下旬、先生に学校に呼ばれて1ヶ月分の配布されたプリントの束をもらって帰宅していると、信号で同じクラスの近所に住んでいる男の子と鉢合わせました。
最初は「欠席していたのになんで制服姿?」とびっくりされましたが、持っていたプリントの束を見ると察してくれ、その後は休んでいる理由を問い詰めたりするということはなく、無言で並んで帰りました。
お互いの家が近くなった時、彼から「勉強教えるから週末俺の家においでよ」と誘われ、それからは毎週末の土日は彼の家で勉強を教わるようになりました。
結局、中学卒業するまで学校に通えるようになりませんでしたが、週末に彼から勉強教わることは欠かさず続け、彼と同じ高校に合格することが出来ました。
その後、高校は彼と3年間休まず一緒に通い、週末に彼の家で勉強をすることを高校でも欠かさず続けられました。
月日がたった現在、彼とは付き合うようになり、今年彼からプロポーズを受け、今度籍をいれに行く予定です。

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written by さゆり

マンガ作者

えま

女性 投稿マンガ数 10

はじめまして。 漫画&イラスト描きのただのオタクです。 よろしくお願いします。

エピソード投稿者

さゆり

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