苦手なタイプだと思っていたのに…!?

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元になったエピソード

私が高校3年生の時のお話です。私は受験生という事で恋愛するのはやめようと思っていました。
その為彼氏好きな人無しで某ジャニーズグループに熱心でした。

私の通っていた塾は特殊で、他の生徒の関わることは滅多にない所でした。
関わるとしたらトイレの行き帰りに生徒同士が道を譲り合ったりするぐらいでした。

受験生も終盤に差し掛かった12月、ある男の子と道を譲り合う事になりました。
前から来る男の子は、黒髪に毛先金髪。金のネックレスに全身真っ黒コーデ。
いかつくて、関わったら終わりだと恐怖に思い絶対に関わらないようにしようと思っていました。

道を譲り合う時は優しい口調でしたがやはり見た目が怖かったので勝手に苦手分野に分類していました。
それから何回か道を譲り合ったりトイレから出るタイミングが一緒だったりしましたが特に何もありませんでした。

12月の後半、塾が休みに入る2日前に彼と下駄箱で話した他愛もない言葉が何故か彼の心に火をつけたらしく、その次の日私が帰るのを追いかけて連絡先を聞いてきました。
その前日くらいからお互い何となく気にはしていたのですがすぐに意気投合しました。

そして、年が明けて一緒に初詣に行く約束をして実際に一緒に行きました。

その日にお互いの気持ちを確かめました。が、私達は告白が無く気付いたら付き合っていた感じでした。
私と彼氏はお互いに好みのタイプとは真逆同士でした。

まさか、特殊な塾で彼氏が出来るとは思ってもいませんでした。その彼氏とは今でも付き合っています。今では黒髪に毛先金髪ではなくなりました笑

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written by 恋エピ公式

マンガ作者

野上けい

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