私は20年間生きていて彼氏が出来たことがありませんでした。そして男子と話すのがとても苦手で極力避けていました。
そんなある日、クリスマスの予定をバイト先で話していました。その頃、バイト先で付き合う人が沢山おり3組のカップルができていました。みんなイルミネーションに行くやお泊まりなど私には全然関係の話でした。
(バイト先の人)「○○はクリスマスどうするの〜?」
(私)「お家でゆっくりですかね(笑)」
そんなことを話しながらバイトを終え家に帰りました。
帰ってゆっくりしているとバイト先のお姉さん的な人(Yさん)から電話がかかってきました。この人とはよく恋バナをしており私のことはなんでも知っている人でした。
(Yさん)「クリスマスイブ暇なら○君誘えば?」
そんな電話でした。相手の男の子は不思議で何を考えているかわかんない系の年下男子でしたが不思議とほかの男子より話しやすくよくお話をしていました。けれど私は年下は恋愛対象ではありませんでした。また彼は人混みも苦手でバイト終わりということもあり拒否させるだろうと軽い気持ちでLINEをすることにしました。
(私)「24日イルミネーション行かない?」
(彼)「いいよー」
まさかのOK…その時は嬉しいと言うよりは不安と緊張が入り交じりパニックでした…
当日、バイト先に彼を迎えに行き2人で電車に乗り
イルミネーションを見に行きましたが、さすがにイブ。周りは人だらけ。私はフラフラしながらあるいていると
(彼)「迷子になるでしょ?ほら、はい」
と言って腕を掴むように腕を出してくれました。
びっくりしましたが腕を組みながらイルミネーションを2ヶ所まわりクリスマスマーケットも楽しみました。
イルミネーションも終わり帰りがけになった時、
お酒を飲みたいとなりましたが彼は最寄り駅から原付でした。仕方なく帰ろうとしましたがその時私は彼ともっといたいと思い気づいたら家に誘っていました。
宅飲みをしながら話してるとタイミングよくYさんから電話がきました。
(Yさん)「もう付き合いなよ?」
と笑いながら言いました。正直お酒の勢いでは付き合いたくないので笑いながら流していました。電話を切り
改めて彼とお話しました。
(彼)「〇〇さんの好きな方でいいよ」
とのこと…そこは告白じゃないんだと思いつつ
彼らしいなと思い
(私)「じゃあ付き合おう?」
とまさかの初めての彼氏が出来ました。
じつはイルミネーションに行く前にYさんとの会話で
(彼)「(私)さんなら告白されても断る理由はないです」と言っていたそう。付き合った後も理由を聞くと
(彼)「変な人に捕まらんでよかった」と心配までしていたそうです。私はお酒を飲むと誰にでも絡んでしまうくせがあるのを知っており連れ去られないかと心配していたそうです(笑)
年下の子は恋愛対象と思っていませんでしたがイルミネーションの時の男らしさに惚れてしまいました。付き合ってもうすぐ1ヶ月ですが相変わらず不思議な男の子です。学校も違いあまり会えませんがバイトしている姿は誰よりもかっこよく素敵です。そんな彼が私は大好きです。
written by みか
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