最後の小学校生活では悔いのないように

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元になったエピソード

初恋の話です

小学5年生の時、山梨から転校生の男の子がやってきました。その子は、私みたいにそれほど身長は高くありませんでした。自己紹介をしているときは、正直、この子と同じクラスは嫌だと思っていました。

自己紹介の後からずっと、男子に囲まれて質問攻めにされていました。その時に見た彼の優しい笑顔が私を初恋へと導いてくれました。それからというと、私は教室の一番後ろの席だったので授業中はずっと彼の背中を眺めていました。また、休み時間も友達と遊びながら彼を見ていました。図工の班は同じだったもののみんなが話しているそばで彼のことを考えてぼーっとしていました。しゃべったのは1回だけでした。

そして6月、我慢できなくなったので友達に相談しました。最初は
「あんなチビに恋したの?やめときなよ」
と、言われていましたが私が本気で恋している姿を見て背中を押してくれるようになりました。
「彼にラブレターを送ったら」
と提案されたのでラブレターを書くことにしました。

夏休みまで1週間前、友達経由でラブレターを送りました。しかし、返事は来ませんでした。
「まったくしゃべったことのない人に告白されても普通ならNOというよね」
失恋しても夏休みまで気持ちを引きずらないと決心したのにもかかわらず気持ちを引きずってしまいました。


そして夏休み明けの9月、席替えで彼とは隣の席になりました。まだ、わたしは、別の好きな人ができたのにもかかわらず気持ちを切り替えられずに一言もしゃべりかけることもできませんでした。一方、彼はというとふった相手が隣の席になったということで話さなかったけどどうしてもというときは敬語しか使いませんでした。

その後、全く話すことができずに席替えで別れてしまいました。?

1月の席替えで彼とはまた、隣の席になりました。図工の席替えでも同じ班になりました。もう、別の人に思いを寄せているので今回は話しかけようと決心しました。友達の力を借りて話してみると彼はとても優しくしてくれました。

彼は地元の中学校でわたしは私立にいく予定なので最後の小学校生活では同じクラスになっていっぱいしゃべりたいなと思います。

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written by 恋エピ公式

マンガ作者

やぴ子

女性 投稿マンガ数 11

やぴ子です。 少女マンガ誌に投稿・持ち込みをしていました。 入賞経験もあります。 かわいいマンガを読むことが大好き! いろんなエピソードをまんがにしていきたいです!

エピソード投稿者

恋エピ公式

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