中学2年生の時、私には彼氏がいました。
ですがその彼氏とはあまり喋らず絡まずで、彼氏とは思えないほど遠い所にいる人のようでした。
そして私にはもう1人、異性の親友がいました。
その親友は恋愛に興味がなく、私自身も「彼氏がいる」なんてことは言っていませんでした。
そんなある日、席替えで彼氏と席が隣になりました。
「これで話したり絡んだり出来る!」私はそう思っていましたが、彼が私と席が隣になったからか、嫌そうな顔をしていました。
「付き合ってるのに…」
と、胸が痛くなりました。
その日から彼が私を前以上に避けるようになりました。
私はそれに耐えることが出来ず、彼に別れを告げました。
その日私は気を紛らわすために無理して笑っていました。
ですがその日の終礼後、普段はツンツンしている親友の彼が「一緒に帰ろう」と言ってきてくれました。
私が無理して笑っていたのを分かっていたらしく、胸が張り裂けそうになりました。
新しい恋が始まった気がしました。
written by 恋エピ公式
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