暗号に隠された彼の気持ち

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元になったエピソード

中学の入学式の日、私は同じ小学校の子達にいつも通りいじられていました。するとその日初めて会った男子に「お前、今日いじられてたな笑」と一言だけ言われすぐ去っていきました。初対面の人に言う一言目がそれ!?と私は驚きを隠せませんでした。
でもやっぱりそんな出会いをしたので少しは気になってしまいました。
次の日から私達はその事をきっかけに休み時間まで二人で話したりするなど仲良くなりました。
授業中頻繁に目が会うなどしていたので私は彼のことが気になっていきました。

ある日、彼がいきなり「俺の好きな人誰だと思う?」と聞いてきました。当時の私にはさっぱり分からず、分からないからヒントを頂戴といいました。でも、彼は「また今度な」とその時は教えてくれませんでした。

その何日か後に、授業中にいきなり指を立てて私に数字を伝えてきました。なんのことかさっぱりわかりませんでしたが、とりあえずその数字をメモし、授業後に彼に聞くと、「その暗号解いたら俺の好きな人が分かるから」と言われました。

その暗号の答えは「すき」でした。
それを機に私達は付き合うことになりました。

暗号は(3322)
解き方はひらがなの、1つ目の数字はあかさたな...の何番目か、2つ目の数字はあいうえお、などの何番目かです。

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written by ももりん

マンガ作者

オガワ

秘密 投稿マンガ数 2

パートの傍ら商業デビュー目指して少女漫画を投稿しております。 https://www.pixiv.net/member.php?id=39113161

エピソード投稿者

ももりん

投稿エピ 2