ある朝のこと。
目が覚めると、隣には彼がいて腕まくらしてくれていました。
起きても特にすることはなかったので、寝顔を見つめてみたり、ほっぺつっついたり、スマホを見たりしながら彼が起きるのを待っていました。
どんなにちょっかい出しても全く起きる気配もない彼。しょうがないのでほっといて、お水でも飲みに行こうかとそっとベッドから出ようとすると、私が居なくなることに気付いたのか「んんー」と眠そうに動き出し、私の腕をつかむ彼。「あれ?おきたの?」なんてのんきに聞くと、「んーこれおれのー」と寝ぼけてる彼にそのまま引きずり込まれ、気付けば腕の中でだきまくら状態。そしてそのまま寝息を立て始めました。
「え?寝ちゃうの?!」と声をかけても返ってくるのは「すーすー」と気持ち良さそうな寝息だけ。
そーっと抜け出そうとしてもぎゅーと力を込めて抱きしめられてしまうので彼が起きるまで諦めるしかなく、結局彼の温もりが心地よく一緒に私も二度寝してしまいました。笑
written by ももも
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