ただのサークル仲間の筈なのに胸キュンしてしまった

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元になったエピソード

サークルでの飲み会のあと、いつもは大人数でワイワイと帰るのですが、その日はたまたま同級生の男の子と2人で帰りました。彼とは、1年生のときにサークルのイベントで仲良くなりましたが、サークルで会えば話をする程度でした。
その日、わたしがサークルの他の女子たちの喧嘩に巻き込まれたこともありすこし気分が落ちていました。沈黙になるのが気まずかったこともありますが、彼の優しい雰囲気に、話しが止められなくて、最後にはサークルをやめたいと言って泣いてしまいました。そんな酔っぱらってだる絡みをしてしまったわたしに、彼は、「ぽむ(名前)は優しいなあ、でもぽむがいないとあいつら(他の女子たちです)もっと仲悪くなるし、みんなサークルが楽しくなくなるよ。俺、飲み会でぽむと話するの好きだし、やめないで」と頭を優しくぽんぽんとされ、顔もかっこよくないし意識なんてしたことなかった冴えない彼を、それ以来意識するようになりました。彼のおかげで、サークルをやめずに、めいっぱいたのしむことができています。

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written by ぽむ