真っすぐな彼が私の初恋相手になりました

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元になったエピソード

これは私が中学生2年生の時のこと。
私は男の子と話すのが苦手だったのですが
ある日、同じクラスの男の子に告白されました。
その子は、出席番号が近いと言うだけで特に接点もなく友達と言うよりも顔見知りと言った方が正しいような関係でした。
そのため、私は
「ごめん。私、男の子苦手だし付き合うとかよく分からないんだ。」
と言って断りました。
男の子も「そっか…急にごめんね。」
と、申し訳なさそうな顔をして帰っていきました。
『あー。明日顔合わせたくないな。お互い気まずいよな。』と考えていました。

次の日。
私が登校するやいなや、告白してくれた彼が
「おはよ。今日一緒に帰れる?」
と、声をかけてきました。
驚きのあまり私は思わず
「うん、いいよ」
と答えてしまいました。
『あ~!なんでOKしちゃったの!』と、後悔。
予定があるから先に帰ると言おうとしたけれど、
流石にそれも申し訳ない。どうしよう~!
悩んだ結果、仕方がない一緒に帰ろうという結論に。

放課後。
校門で待ち合わせをして一緒に帰りました。
帰っている途中、彼が急に
「笑顔が好き。優しいところが好き。しっかりしてそうで実はおっちょこちょいなところも好き。…」
と言い始めました。
「え!?急にどうしたの?ビックリしたんだけど」
と、私が聞くと
「いや、〇〇の好きなとこ挙げてるの。
絶対俺に惚れて欲しいから。」
と、キラッキラの笑顔で返されました。
私は恥ずかし過ぎて、何も言わず、俯きながら彼の少し前を歩くことしか出来ませんでした。

次の日から彼の猛アプローチが始まりました。
毎日のように
一緒に帰ろうと誘われたり、メッセージを送ってきたり、電話を掛けられました。
その度に、「好きだ!」「付き合ってくれ!」
と告白されました。
最初の頃は
『鬱陶しいな』『よくやるな』とあまり良く思っていませんでした。

彼の猛アプローチが始まって約1年。
進級して、クラスが離れてもそれは続いていました。
その頃には、私にとって彼は1番の理解者であり私の好きな人になっていました。
彼に想いを伝えたいと思ったけれど
私は1年も告白を断り続けてるため、彼が告白して玉砕するのがお決まりのパターンになっていました。
告白をOKするタイミングを逃した私は
『これはもう私から告白するしかない!』と思い、
受験が終わった後に告白をしようと決めました。

合格発表の後、いつも通り彼と2人で帰りました。
幸い、お互い第一志望に合格し気まずい雰囲気ではありませんでした。
『よし!遂に告白するぞ』
と、ドキドキしながら歩いていると
彼が
「クラスの女子に告白されたんだけどどうしたらいい?俺、いいよって返事していいかな」
と、少し潤んだ目で言いました。
『なんで!?それ今言う?』
と、パニックになったけど少し余裕ぶって
「ちゃんと自分で考えなよ。ただ、私の話も聞いて。」
彼が泣きそうな顔を少し傾け
「話って?」
「実はね、私好きになっちゃった。あなたのこと」
私の初めての告白でした。
今私どんな顔かな。
ひどい顔だったらどうしよう。
なんてことを、考えていたら
彼がボロボロ泣きながら
「知ってるだろうけど、俺は〇〇のことが好きだ。
幸せにするから付き合ってください。」
と、言ってくれて
「はい!よろこんで!」
と、私ももらい泣きしながら答えました。

後日、彼はちゃんと告白を断ったそうです。

時は過ぎて私たちが大学卒業して6年後
「知ってるだろうけど、俺は〇〇のことが好きだ。
幸せにするから結婚してください。」
と、あの時と同じ言葉でプロポーズしてくれました。

今も大好きな彼は隣にいるし、子供にも恵まれ
私は最高に幸せです。
彼は約束通り、私を幸せにしてくれました。





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written by あやさん

マンガ作者

貴色

秘密 投稿マンガ数 19

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エピソード投稿者

あやさん

秘密 投稿エピ 1