「彼氏、彼女と温泉旅行を計画中だけど、どの温泉に行こうか迷っている」
そんな人におすすめなのが、本作品にも登場した外湯めぐりです。
こんないろいろなニーズに答えてくれるのが外湯めぐりのメリット。
カップルで温泉旅行を計画している人へ、外湯めぐりのポイントとおすすめ温泉場をご紹介します。
外湯めぐりは、温泉街に点在している公衆浴場を回ること。
普通の温泉のように、旅館やホテルに併設していないので日帰りでも行くことができます。
基本的には、各入浴施設ごとにお金を払うため、本格的な温泉でありながら1回数百円で入れるお手頃さも人気の秘密。
カップルにとって初めての温泉旅行でも、
など、あまり気を使わずに旅行できるのも嬉しいポイントです。
もちろん色々な温泉地に行ったことがあるカップルでも、外を歩いて観光がてら温泉に入れるので、温泉旅館とは一味違った体験をすることができます。
一度で色々な温泉を回れるのも、外湯めぐりならではのメリットですね。
カップルにおすすめの外湯めぐりできる温泉地をご紹介します。
城崎温泉は兵庫県にある天然温泉地です。外湯めぐりといえばココ!というくらい人気の温泉郷で、7つの外湯があります。
1つの施設で大人600円が基本ですが、1日券を1,200円で販売しているので、2つの外湯を回れば元が取れてしまいます。
露天風呂や洞窟風呂があって、様々な趣の温泉があるのも特徴。
各温泉で「不老長寿」「開運招福」などテーマがあるのも面白い見どころですよ。
長野県にある野沢温泉は、外湯が13個と多いのが特徴。
色々な温泉に入って楽しみたいというカップルにおすすめです。
昔ながらの施設が多く、昭和のレトロ感を感じられる町並みも楽しめます。
スキー場が近くにあるので、ウィンタースポーツの帰りにもおすすめのスポットですよ。
上でご紹介した2つと違い、宿泊者のみが外湯に入れる渋温泉。
宿泊する各旅館で外湯めぐり専用の鍵をもらうことができ、無料で外湯めぐりができます。
宿泊者だけが入れる特別感と、無料で入れるお得さから観光客に人気の温泉です。
外湯は9つあるので、2日間にわけてゆっくりと回ってみるのも良いかもしれませんね。
付き合って何年かの記念日に旅行に行った時のことです。
その旅行先は浴衣を着て外湯を巡りながら観光するというのが有名な場所でした。
私たちも旅館で夕食を食べた後、浴衣を着て外湯巡りに行きました。
車の送迎時間もあって2時間半しか観光する時間がなかったのですが、7つある外湯の内2つは入ろうということになりました。
2つ温泉に入ってお土産を見たり色々していたら、1つの温泉に入る時間は短くて、浴衣を脱いだり帯を締めたり、ばたばたしてて少し私は疲れてしまいました。
送迎時間が迫ってくる中で彼氏が「せっかくやしもう一つ温泉入って帰ろう」と嬉しそうに言うので、私も「せっかくやしな」と思い、いいよと言って3つ目の外湯に入りました。
けれど私の疲れがピークにきてしまい、外湯を出てから彼氏に、
「次はこんなばたばたした入り方したくない。疲れた」と思った気持ちのまま言ってしまいました。
いいよと言ったにも関わらず上がってから嫌と言ったものですから、そこから旅館までの帰り道とても雰囲気が悪くなってしまい、沈黙のまま部屋に着きました。
さすがに私が悪いと思い、部屋に入ってすぐ謝りました。
すると彼氏も、「俺に合わせてくれようとしてくれたんやんな。俺こそごめんな。しんどかったのにありがとうな」と抱きしめながら言ってくれました。
単純かもしれませんが、その瞬間この人が彼氏でよかったなぁと感じました。
written by 恋エピ公式
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