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バレンタイン諦めなかった作戦勝ち!

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元になったエピソード

奥手な私が好きになったのは、サークルで知り合った2歳年上の先輩でした。
サークル活動や活動後のご飯、旅行の班など殆ど先輩と同じグループだったことから意識するようになり、奥手なりにたくさん話しかけるように頑張って、デートの約束はできたものの、私に脈ありなのか微妙な日々が続いていました。

デートはバレンタインの数日後。
その前に、今回こそは本命チョコを渡すぞ!と決心しましたが、先輩を呼び出す勇気がなかった私は、サークルの人たちには友チョコを配り、流れで先輩にもチョコを渡そうと考えました。
先輩はいつも部室にいるので、自然と渡せると思ったからです。

しかしバレンタイン当日、先輩は何時間待っても部室に来ませんでした。

他の先輩たちが、その先輩が今日飲み会らしいという話をしていたのが聞こえ、諦めようと思った時、
「本命チョコを渡せなくていいのか?」という考えが頭をよぎり、「直接じゃなくてもせめて渡そう!」と思いました。

先輩は一人暮らしで家の場所も知っていたので、ピンポンして先輩が家にいないことを確認して、玄関の扉にチョコが入った紙袋を下げて帰りました。
チョコは英紙の小包風のラッピングをし、
「いつもお世話になってます。サークルもサークル以外でも仲良くしてくれたら嬉しいです!今度のお出かけ楽しみにしてます」
と書いた手紙を添えました。

しばらく返事がこなくて、急にドアにチョコあったら引くかなとビクビクしていたところに先輩から感謝のラインが!
その数日後、先輩とのデートも楽しく終わり、無事先輩と付き合うことができ、私の初めての彼氏になりました。

のちに彼にバレンタインのことを聞いたところ、私からもらえないと思い、諦めて帰宅したらドアにかけてあったので思わぬサプライズで、あれで完全に恋に落ちたよって言われました。

作戦大成功でした!

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written by 恋エピ公式

マンガ作者

お柿

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普段は映画感想とか日常のエッセイ漫画を描いてます。 シュワちゃんはわたしのヒーロー

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