卒業しても、彼への気持ちが忘れられません

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元になったエピソード

私は3月まで大学生でした。
成績がビリだった私は、試験をきっかけにクラスの頭いい男子にダメ元でお願いして、放課後も休みの日も毎日勉強を教えてもらうことに。
最初は12月の卒業試験までの予定が、気づいたら2月の資格試験までになりました。
クラスメイトからはその男子が可哀想とか、負担かけてるとか陰口も言われ、それが辛くて断った日もありました。
でも彼は靴箱でずっと待ってくれたり、「嫌ならはっきり断って!」と言っても「大丈夫、嫌な時はちゃんと言うから」と言ってくれたり…。
成績が伸び悩んでいて強く当たったり、嫌な態度を取ることもあったのに勉強だけはずっと付き合ってくれて。
口数が少なくて何を考えてるか分からない所が最初は苦手でしたが、実は優しい彼のことをいつの間にか好きになっていました。

おかげで卒業試験に合格し、そのまま資格試験を迎え、卒業式に。
彼にお礼の手紙とお菓子を渡し「一緒に写真撮ろ」と誘ったのですが、他の人とは撮っていたのに私だけ断れました…

そして卒業式から数日後の合格発表。あと2点で不合格でした。
その彼にLINEしたら励ましてくれて、困った時はいつでも助けると言ってくれました。
卒業して浪人生になってから会わなくなりましたが、その人と過ごした日々は忘れられないです。

でも私に勉強教えてる最中に、とある女の子によく話しかけていて、卒業後も彼の友人とその女の子の3人でよく会っているみたいです。
彼はもしかしたらその子が好きな気がして、もう会えないし諦めなきゃと思っています。
でも、色々あったけど過ごした時間は消せなくて、他に気になる男性もできたけどまだ前を向けていません。

正直、今でも好きです。

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written by 恋エピ公式

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とり乃から揚げ

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