紅葉と山登り、赤くなった彼の顔

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元になったエピソード

24歳のときお付き合いしていた彼との3回目のデートのことです。
休みの日に高尾山に山登りに行こうということになりました。
付き合いたてのデートだったので、山登りで汗をかいたり疲れ切った顔にならないかとても心配でした。
でも楽しそうに計画する彼に合わせて一度行ってみることにしました。

いざ登り始めると事前の心配はどこへやら、
頂上まで一緒に楽しく過ごすことができたのです。

彼は登るのが遅い私の歩幅に合わせて歩いてくれました。
途中で荷物が重いだろうと持ってくれた時は、こんな優しい人が彼氏で幸せだと心から思ったものです。

途中で珍しい鳥を見つけたり、お団子を買って食べたり。
彼と一緒だと頂上までもあっという間でした。
時期は9月でしたが、山の頂上はとても寒くココアを飲んで温まったことを思い出します。

下山する時に彼は危ないからと私の手を引いて歩いてくれました。
彼と手を繋いだのはその時初めてでした。

それからも秋になると毎年山登りにでかけています。

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written by 恋エピ公式

マンガ作者

川上奈々

女性 投稿マンガ数 10

兵庫県神戸市のイラストレーター 明石市で似顔絵屋さんをしております

エピソード投稿者

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