僕の憂鬱な日々

コンテンツ名とURLをコピーする

元になったエピソード

 僕はその日、落ち込んでいました。(中3生です)
 その日は朝から彼女(ショートヘアー、かっこいい)があまり目を合わせてくれず、さらに男子に囲まれて喋っていることも多く、ボディタッチまで(ほんの少しですが)していたので、嫉妬せずにはいられませんでした。さらにその日保健体育の授業でソフトボールをしていたのですが、自分の部活であったスポーツ(正確には野球部でした)にも関わらずミス続きで、敵からも味方からも散々な言われよう。腹痛まできてしまってまさに弱り目にたたり目でした。それでもその次の授業のときには彼女はまた男子数人と話していたため、テンションは下げっぱなしでした。

 4時間目終了後も彼女はまたドアのところで男子に囲まれて話していたので、目線は送られましたが無視してそのドアのところを通っていきました。水道場でも手を洗うときはほぼ2人きりでしたが、無視してしまいました。喋る気にもなれませんでした。

 もともと嫉妬しやすい僕で、彼女が女子と話しているときでさえちょっと嫉妬することもあります。けれどその日はずっとその状態が続いたので、さすがに滅入りました。

 誰とも話す気になれず、みんなが配膳を進める中僕は暗い顔で教室の隅の席に腰を下ろしていました。しかし、次の瞬間から僕のテンションは少しずつ上っていきます。

 彼女があまりにテンションが低い僕を見て「どうしたの〜」と近寄ってきてくれました。内心、「君のせいだよ」と思っていました。最初は放心状態を続けていましたが、彼女が僕の隣に立って「だいじょーぶ?」と言いながら僕をヨシヨシしはじめたとき、少しですが元気が戻ってきました。そしてもう次の瞬間には彼女に甘えてしまいました笑。やっぱりかわいい。

 昼休みも彼女は友達(女)と喋りながらも僕のことをずっと後ろから抱きしめていてくれました。幸せすぎて何度も彼女の腕に頬ずりしてしまいました笑。 帰りも一緒に帰れたし、最終的にテンションはほとんど復活しました。

 帰ってからLINEでなんで落ち込んでいたかを伝えると、「前もこんなことあったね、ごめんね」と言ってくれました。まるで自分がメンヘラ化して束縛しているみたいで申し訳ない気持ちもありますが、とにかく慰めてくれたときの幸せは忘れません。

 会話の最後に彼女に送った言葉を忘れないでおきたいです。

「一生離れないでね」

続きを読む

written by PEACE

マンガ作者

豊田がく✾

女性 投稿マンガ数 15

少女漫画や絵を描き申しています

エピソード投稿者

PEACE

男性 投稿エピ 12

ユーザー名「nato」はこのご時世なので変えました。 「君の仕草に、キュンです。」「僕の憂鬱な日」見てね!