後輩だけど年上のカレ

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元になったエピソード

私は某チェーン店のカフェでバイトしています。
まだ入って半年ぐらいの頃、慣れてないことが沢山ある中4人ほどの後輩が入ってきました。
その中で1人だけとても背の高い男の子がいました。
時期的にも同い年だろうなと思って普通に話していたらまさかの年上ということが判明、、。
だったら初めから敬語を使えばよかったという話をしたところ、気を使われるのが嫌だから全然タメでいいとのこと。自分もその方がいろいろ指示もしやすいし、それでいいやと思っていました。彼が入ってから2ヶ月ほどした時、たまたま上がる時間が一緒だったため話をしながらインスタを交換し、そこから沢山DMをするようになり、オシャレなバーに行きたいということで一緒に行くことになりました。しかし、その日は雨が降っていて気温も低く、10月なのに白い息が出るほどでした。折りたたみ傘を出すのに手間取っていた私に「一緒に入ろう」と相合傘をしてくれたこと、「寒いねー、」と言ったら「これ着る?」と上着を差し出してくれたこと。バイトでは後輩だから私の方が沢山教えてるのに、普段だとあっちの方が年上なんだ、ということを知ったと同時に、いつもは見れない余裕の持ち方にキュンとしてしまいました。そして家に帰るために駅に着いたとき、「寂しい」とぼそっと言ったら「なにそれ、可愛い」と言われながら優しくぎゅっと抱きしめてくれました。
「実は初めて見た時から一目惚れしてた。年上って知っても変わらずに話しかけてくれたり、堂々と仕事してる姿とかもかっこいいと思った。良ければ付き合ってくれないですか?」と告げられました。「今日ずっとキュンキュンしてたんだよ。いつもと違ってかっこよかった。こんな私でよければ付き合ってください。」と、私も彼に思いを告げ、付き合うことになりました。
今では彼は就職していますが、私のバイト先に遊びに来てくれます。付き合う前よりも更に余裕を持った大人になって、今でも私のことをキュンキュンさせてくれています。

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written by ももか

マンガ作者

やぴ子

女性 投稿マンガ数 11

やぴ子です。 少女マンガ誌に投稿・持ち込みをしていました。 入賞経験もあります。 かわいいマンガを読むことが大好き! いろんなエピソードをまんがにしていきたいです!

エピソード投稿者

ももか

女性 投稿エピ 4