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「じゃあ今度、俺とデートしよう」

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元になったエピソード

 私は中学高校と運動系の部活に打ち込み、真っ黒に日焼けし筋肉もムキムキで女の子らしさなどまるでありませんでした。そのため大学に入るまで1度も彼氏ができたことがありませんでした。人並みに彼氏が欲しいとは思っていたのですが、大学生になっても恋愛経験が全くない自分に自信がありませんでした。

 そんな私は、大学に入学し同じ大学の男女数名のグループで仲良くなりました。そのグループでは、ドライブをしたり旅行に行ったりとよく遊んでいましたが、恋愛経験のない私はその中の男の子と恋愛関係になるなど想像もしていませんでした。グループで恋愛関係の話になった時も、「私は全然モテないから」「私は可愛くないから」などとしきりに言っていたことを覚えています。

 仲良くなって1年ほどが経った時、とあるきっかけでグループのある男の子と2人きりになることがありました。そして話の流れで恋愛の話になり、また私が自分を卑下していると、その男の子は「〇〇(私)はかわいいよ」「俺は好きだよ」と言ってくれたのです。とても嬉しかったのですが、自分に自信がなかった私はなかなかその言葉を信じることができませんでした。

 その日から、その男の子に何度もデートに誘われるようになりました。そしてその度に「かわいい」「優しくていい子」といったように私のことを褒める言葉を、かけ続けてくれたのです。自分に全く自信がなかった私も、少しずつ彼の言葉を受け入れられるようになり自分をこんなに認めてくれる人はいないと感じるようになりました。そして、2人きりになった日から数ヶ月後、彼から正式に告白をしてくれ、私に初めての彼氏ができました。

 付き合って1年が経った今でも、彼は頻繁に「かわいいね」「好きだよ」と気持ちを言葉にしてくれます。私の内面を見てくれる優しい彼の側で私は毎日幸せに過ごしています!

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written by ハル

マンガ作者

りん

女性 投稿マンガ数 6

ギャグを含んだ漫画が得意です。 インスタでは夫婦のドタバタ絵日記を描いてます。 漫画・イラストのお仕事募集しております。

エピソード投稿者

ハル

秘密 投稿エピ 1