運命で結ばれた相手なら。【前編】

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元になったエピソード

彼とは、当時私が通っていた予備校で知り合いました。
彼はとてもモテていて、廊下を歩くと女子がキャーキャー言うような状態だったので、私とは住む世界の違う人だと思っていましたが、偶然にも休憩時間に、私の席に彼が座っていたことがきっかけで仲良くなりました。

それから彼は、毎日お昼休憩に遊びに来てくれて、私が夜残って勉強をしていても一緒に残ってくれて、帰りはロビーまで私の荷物を持ってくれました。
(彼は通学生、私は寮に入っていたので早めに帰らないといけなかったのです)
そんな優しい彼に私は惹かれていたのですが、ある時彼から「他のクラスの子が気になっている」と恋愛相談をされました。

私は失恋した辛さもありましたが、彼の気持ちを大切にしたくて一生懸命応援していました。
そして予備校卒業間近、彼はついにその子と両想いになることができました。
彼から幸せそうに報告されて心が痛みましたが、その嬉しそうな姿を見て「これで良かったんだ」と思い、無理矢理ですが彼への気持ちを忘れてしまおうと決めました。
ただ友達としてそばにいられたら充分幸せで、それで良いと思っていました。

ですが彼が普段通り私と話している事に彼女が嫉妬してしまい、彼はお昼になっても夜の勉強後も、いつもみたいに私のところへ来てくれなくなりました。
また、彼女さんからも廊下ですれ違う度に睨まれるようになりました。
そうしているうちに、予備校卒業を迎え、私は彼と話せないまま会えなくなってしまいました。当時はまだLINEもなく、携帯電話も持ち込み禁止だった為(私は寮生で、1年間携帯電話使用禁止でした)、彼に連絡先すら聞けませんでした。

春になり私は関西の大学に合格し、一人暮らしをして新しい生活を始めました。
彼は当時、中国地方の大学に行きたいと言っていたので、もうこのまま一生会えないのだと思っていました。私もこれを機に彼を忘れようと思いました。

大学入学して半年ほど経った頃、偶然彼との共通の友人と連絡をとることができました。そしてその友人から、なんと彼が私の連絡先を知りたがっていると教えてもらいました。

そして、再び彼と繋がることが出来たのです。

さらに連絡を取る中で、彼が現在同じ関西の大学に通っていることがわかり、また2人で会って話せるようになりました。

そんな中、彼から当時付き合った彼女と別れたと聞かされました。彼女と性格が合わず、大学入学をきっかけに別れてしまったそうです。

そして彼は
「私と過ごした時間や私の性格が好きで、恋愛感情ではなくてもずっと仲良くしていきたいと思っていた。彼女と付き合いだして私と会えなくなっても、ずっといつか私とまた話したい、会いたいと思っていた。それくらい俺にとっては大切な存在だったから、またこうして一緒にいられて嬉しい。」

と言ってくれました。
そんな彼と私は、その後お互い自然に惹かれあい、お付き合いすることになりました。
そして、先日プロポーズを受け、結婚することになりました。

今、本当に幸せでいっぱいです。片想いが実らなかった当時はとても辛かったですが、例え会えなくても、連絡すら取れなくても、運命で結ばれている相手なら必ずまた巡り会えるのだと、身を以て実感しました。
ちなみに友人にこの馴れ初めを話すと、少女漫画みたい!!と驚かれ笑われます笑

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written by 恋エピ公式

マンガ作者

どろすず

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普段は好きなバンドの似顔絵描いてます。

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