私もお祖母ちゃんのように…

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元になったエピソード

私には小さい頃から憧れの夫婦がいます。

母方の祖父と祖母です。

祖父は14年前(私が小学生の時)に他界しましたが、今でも近所の方から、
「あの人はとってもいい人だった。」
「あの人には本当にお世話になった。」
などと言われます。

私の記憶の中の祖父は、大将みたいな人で、ずっと笑ってます。ずっと『じじ』と呼んでいました。すっごく優しくて、何でも知っていて、農協の組合長など色々していて、めったに怒らないけど怒らせたら怖い人でした。そして、間違ったことは絶対言わないししないタイプです。

そして祖母は73になった今でも元気に仕事をしています。私より感性が若くて、キティちゃんのピンクの財布をかわいいと言って目をキラキラさせたり、黒のすべて花柄刺繍のMA-1を着こなしたりしています。しかも似合ってる(笑)
常に元気で、一緒にカフェに行ったりごはんに行ったり、買い物したりするのですが、会うたびに元気をもらいます。
人に愛されるタイプで、休みの日でも必ず誰かが会いに来ていたり、70で退職しようとしたときに職場の全員から引き留められたり、隣にいた人といつの間にかなかよくなったりしてます。


そんな祖父と祖母はお見合い結婚でした。
洋裁の仕事をしていた祖母は21歳の時にお嫁に行って、次男で、悪ガキで知られていた祖父と結婚しました。
二人で農業や、鯉の養殖、神社の行事、いろんな町内のイベント、3人の子育て、介護、孫の世話など本当に色々なことをしました。

祖母から聞く話には、仕事のことや、お嫁に行ってすぐからのお義母さん、お義父さん、足の不自由なお義兄さんの介護、地域のことや行事の準備のこと等、本当に苦労した話もあります。
でも、祖母はそれを本当に楽しそうに話すのです。

そして、祖父の話になると、もっと嬉しそうに話します。

「私は一度もじじに怒られたことないの。すっごく優しくて、気遣ってくれて。
私が調理師の免許を取るときも見守ってくれたり、車の免許取るときも
(当時は女性に免許は不要という考え方が強く、地域で持っている人はいなかった)
反対せずに練習に付き合ってくれたの。
あの人はすっごく優しい人だった。21でお嫁に来たけど幸せだった。」

といつも話してくれます。

そして、祖母の部屋には祖父の写真が大事そうに飾られています。

私は祖母の話を聞くたびにとても幸せな気持ちになります。
そして、何年たっても相手のことを幸せそうに語れる祖父母のような夫婦になりたいとずっと思っています。

本当に自分に正直で、まっすぐ生きていて、人徳のある2人だからこそ築けた関係だとおっもいますが、私の憧れの夫婦です。


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written by ゆめゆめ

マンガ作者

パウロタスク

男性 投稿マンガ数 23

岩手在住の男性漫画家です。 幻冬舎Plusにて「農家メシ!」というエッセイ漫画を連載しています。 男ですが、みなさんにとって大切で、素敵なエピソードを一生懸命漫画にします!よろしくお願いします。

エピソード投稿者

ゆめゆめ

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24歳 社会人。 同棲中 年下彼氏とのネタやのろけエピソードを投稿しています。 よかったら❤お願いします。