彼と出会ったのは、いっしょに終電に乗り遅れた友達とたまたま入ったバーがきっかけでした。
髪の毛が明るくて笑顔が可愛い2個上の彼と出会った瞬間に「わたしはきっとこの人と付き合うんだろうなあ」と一目惚れしてしまって、そこから何度か彼のお店に会いに行きました。
連絡先を交換して、たまにふたりで遊びに出かけたりしましたが、彼がわたしのことをどう思ってくれてるのか分からずじまいでした。
ある日わたしが体調を崩してしまったとき彼から連絡がきて「これから行くから」と、仕事が終わる朝方わたしの住んでいるマンションに飲み物やゼリーを持ってきてくれました。
そのあと彼のおかげで体調もよくなり部屋でふたりでゆっくりしているときに彼の方から付き合ってくださいと告白されました。
後日聞いた話によると、彼のほうもわたしが彼のことをどう思っているのかわからなくて悩んでいたそうです。
お互い不器用で言葉にすることが苦手ですが、前よりは自分の思っていることを言葉にできている気がします。
written by りな
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