一途に私を思ってくれていたのは…

コンテンツ名とURLをコピーする

元になったエピソード

私は高校に入ってすぐ出席番号が前後で仲のいい男友達Kくんができました。あまり背が高くなく、静かでいわゆる陰キャタイプの子でしたが、笑いの沸点が似てたり、笑顔が可愛かったりと、私がKくんを意識するまであまり時間はかかりませんでした。しかし、結局1年生の間にKくんとの距離は友達より上にはならず、そのままクラスが離れてしまいました。
そして私は高校2年生なってすぐの時、中学が一緒で仲の良かった男の子に告白され、付き合うことになりました。しかし、彼とは付き合って半年がたった時くらいに些細なことでケンカをしてしまい、私が振られる形で別れることになりました。たくさん泣いて辛くなり誰かに慰めてほしくなった私が、真っ先に思い浮かべた相手はKくんでした。そして、思い切って電話してみたのです。Kくんには付き合っていること、今彼氏との雰囲気が悪いこと はLINEで言っていたので、すぐに状況を理解して慰めてくれました。おかげで私はあまり落ち込みすぎず、立ち直ることが出来ました。
そして、別れた日から4ヶ月ほどだったある日、私はKくんにビデオ通話で告白しました。「たくさん慰めてくれて本当に心が救われました。これからも一緒にいてほしいです。」と言うと彼は恥ずかしそうに「こちらこそよろしくお願いします」と返してくれました。あとから聞いた話では1年の時からずっと好きでいてくれたらしく、私が彼氏の惚気をしている時も実はとてもモヤモヤしていたそうです。一途にずっと思い続けてくれた彼と今年で付き合って7年目になります。今でも私は彼が大好きです。

続きを読む

written by ミツバチ