自分の気持ちに気付けたときには…

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元になったエピソード

彼との出会いは友達の紹介でした。
お互いが住む場所は、海を越えて新幹線で2時間半。いつも会いに来てくれるのは彼の方でした。

初めて会った夏の日、彼に告白されました。遠距離に抵抗があった私は、すぐに返事ができませんでした。
私は「次に会う時は自分の気持ちをちゃんと伝えよう」と決めました。それから半年後、季節は冬。彼は再び会いに来てくれました。

楽しいひと時を過ごし、帰り際に彼は話を切り出しました。「高校からの友達に告白されたんだ‥」
遠距離の私と、すぐ近くにいる彼女。私は彼の背中を押すしかありませんでした。
「私より彼女を選んだ方がいいよ」

そして彼は私を抱きしめました。今までの想いを伝えるかのように強く、苦しいくらい‥。
私はようやく気付きました。「あぁ‥こんなに好きだったんだなぁ‥」と。
でも、もう遅いのです。

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written by 恋エピ公式

マンガ作者

mako

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エピソード投稿者

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