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「いつか」がどうか訪れますように

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元になったエピソード

私には半年ほど前から付き合っている、同い年の彼氏がいます。
部活が終わる時間が違うため、週に一度程しか一緒に帰れません。
久しぶりに一緒に帰れた日、街灯の下で自転車を止めて話していた時、ふと、彼の制服のネクタイに目が行きました。
実はネクタイ結んであげることが私の小さな夢で、でも結び方が分からないため何も出来ず、ただネクタイをいじることしか出来ませんでした。
すると彼は私の様子に気づき、「結んでみる??」とまさかの一言。
即答で「うん!」と返事をしてしまいました笑
彼はゆっくり丁寧に結び方を教えてくれて、3回目ほどにやっと、不恰好ながらもネクタイが結べるようになりました。
何故か私よりも満足気な彼。
「どうしたの~??」と顔を覗き込むと、「いつか仕事行く前とかにこうやって結んでもらいたいな」と顔を赤らめながら言ってくれました。
まだ高校生なのにそんな先のことまで考えてくれてたことが嬉しかったし、何よりも満足気にネクタイを眺める彼が愛おしくて仕方なかったです。
いつか彼と同じ家で暮らせる日が来るといいなと心から思った一日でした。

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written by そらは

マンガ作者

なかのいと

秘密 投稿マンガ数 3

漫画やイラストを描きます。 インスタに載せています。 お仕事のご依頼はこちらへお願いします。 ito_otegami@yahoo.co.jp

エピソード投稿者

そらは

女性 投稿エピ 1