中学生の時に、ずっと好きだった人がいました。
でも、なかなか声をかけるタイミングもなくて、きっと遠くから見ているだけで終わってしまうと思ってたんです。
3年生で同じクラスになりましたが、私は半分諦めモードでした。
しかし、ある時の席替えで彼の隣になったんです。
心臓がドキドキしました。
でも、そうだとは気づかれたくなくて、わざと素っ気ない態度なんかをとってしまい後悔する日もありました。
そんなある日。
私に大チャンスが来ました!
彼が教科書を忘れてしまったらしく、私に見せてと言ってきました。
1つの教科書を2人で見ている間、彼のわずかな動きひとつひとつにビクッとしてしまい、かなり緊張していたと思います。
しかしその事がきっかけで彼と話をするようになり、席替えがあったことに感謝しました。
彼はすごく忘れ物が多いみたいで、こんな一面もあるんだと思いました。
今でも、その時のドキドキや嬉しかった気持ちはしっかりと覚えています。
written by 恋エピ公式
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