19歳のころ、付き合って1年になる同い年の彼氏がいました。
彼氏にとって私は「大人しくて優しい子」という印象だったようです。
その日はおうちデートでテレビゲームをしていました。
格闘ゲームで対戦をしていたところ、彼に連続で負けてとても悔しくてたまらない気持ちになりました。
それでも「つよーい」「あーまた負けちゃった」と
気持ちを堪えて女の子らしいコメントを心がけていました。
しかしそれを真に受け調子に乗った彼が「よわっ」「弱すぎて相手にならん」と
こちらの気持ちを挑発するような発言を繰り返し、ついに私の怒りは沸点に達しました。
格闘ゲームを強制的に切り「だったらこれで相手してやる!」と、ソフトをパズルゲームに入れ替えました。
そのゲームは私の得意ゲームで、あっという間に彼をぼこぼこにしてやりました。
彼が負けるたびに「弱~い。話にならない」と言い放ち、
先ほど受けた屈辱をそっくりお返ししてあげました。
ゲームが終わってから「まさかこんな子だったなんて・・」と言われ、
彼の中の大人しくて優しい子像が崩壊したようです。
そんなことがありましたが、彼とは今でも仲良しです。
written by 恋エピ公式
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