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その応援、聞きたかったなぁ

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元になったエピソード

私が小学4年生の時の話です。

私はある男の子(K君とします)に片思いしていました。
その男の子は私より少し背が低く、声も高い方でした。


ある日、運動会の前に50mのタイムを図る日がありました。
私、すっごい運動音痴で。遅かったんです。足が。
それで、友達と走りたくなーいと話しているうちに、走るペア決まちゃって、私が走るペアは、
とっっても足の速い男の子だったんです。この時は「最悪」しか言葉が出ませんでした。


私が走る番になったので、周りを、見ると友達とK君がいました。内心(なんでこんな姿見せなきゃいけないんだ)と思っていました。しかし、時間は止まらない。
先生の声が響く。「位置について、よーい、」ピストルの音がしたと同時に私は走り出しました。
案の定、私は走るペアの男の子の後ろを走っていました。
やっとの事で、走り切り、友達の所へ向かいました。私はそこで衝撃なことを知るのです。 「ねぇ、K君めっちゃもものこと応援してたよ。」
「えっ。」思わず心の声が漏れてしまった。なんと、周りの声援で聞こえませんでしたが、私が走っている時「頑張れ!そんなやつなんか抜かしちまえ!ももなら出来る!頑張れ!」
と、応援してくれてたらしいのです。


何ヶ月かすぎた時、K君と両思いだったのです。あの時の声援は、アプローチだったのでしょうか?
「届いてないよ...」



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written by もも

マンガ作者

なぁ

女性 投稿マンガ数 7

東京在住の イラストレーター 【ピュアでかわいいイラスト】 お仕事依頼はインスタのdmから

エピソード投稿者

もも

女性 投稿エピ 2

恋なのか恋じゃないのか分からないことが多い!