今でも、これからも、応援し続ける

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元になったエピソード

高校1年生の秋、人生初の彼氏ができました。相手は陸上部所属の他校に通う中学の同級生。

一緒に歩きながら帰った道で手を繋いだり、別れ際に道端で強めに手を引かれて私がバランスを崩したタイミングでぎゅっと抱きしめてもらったり、映画デートした帰りに乗った観覧車の中でキスしたり。お互い初めての交際で、全てが初めての体験で、これ以上の幸せはないんじゃないかと思えるほどでした。

しかし、残念なことに他校だとやはり会う機会が少なく1ヶ月近く会えない日々が続いていました。そんな中、彼から「部活のシーズンに入るから今まで以上に連絡すらも取れなくなる。ひなのことは本当に大好きだけどこんな中途半端な状態で付き合うのは申し訳ない」と言われてしまいました。私は別れたくありませんでしたが無理に交際を続けるのは間違っていると思い、お互い涙を流しながらお別れしました。

お別れしてから何ヶ月か経ったある日、まだ彼を忘れられない私は陸上の大会結果ページを覗いてみました。するとそのランキングには彼の名前が1番上にありました。自分のことのように嬉しくて、だけど以前の日々に戻りたくて、嬉しさと悲しさでいっぱいの涙を流してしまいました。

努力し続ける彼を、好きという気持ちと共に心の底から応援しています。そして、いつかまたあの幸せな日々を過ごせることを密かに願っています。

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written by ピヨ

マンガ作者

ののおかはな

女性 投稿マンガ数 13

かわいいものとキラキラしたものが好きです。 よろしくおねがいします。

エピソード投稿者

ピヨ

女性 投稿エピ 2