3本の薔薇の花言葉

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元になったエピソード

私には付き合って1ヶ月の彼氏がいます。

彼は気持ちを伝えるのが苦手で、気持ちを伝えて欲しい場面でも笑って誤魔化してしまうような…そんな人です。
だけど私は、そんな彼にずっと不安を抱き、本当に好きでいてくれてるのか、本当に私でいいのかと、悩む日々を送っていました。

最初は恥ずかしいんだろうなとか、気持ちを伝えることは難しいからと、そう自分に言い聞かせていましたが、それも限界に達してしまい、ある時彼にLINEで不満をぶつけてしまったんです。それを読んだ彼から来たLINEは、自信を失った彼の「俺はそばにいない方がいいのかも」という言葉でした。

もう別れてしまうんだろうなと思い、気分転換に出かけた次の日私に一通のLINEが届きました。それは、彼から今どこに居るの?というLINEでした。
私は返信するか迷い、少し経ってから自分のいる場所を送ると、その十数分後に彼が濃いピンク色の薔薇の花(3本)を持ってやって来たんです。

そのまま彼は私に、「世界で一番愛してます。いつも不安にさせてばかりでごめん。だけどこんな俺のそばにいてくれてありがとう。でももう不安にさせない。絶対に幸せにするので、これからも俺のそばにいて下さい。」そう言って薔薇を渡してくれました。

渡してくれた濃いピンクの薔薇の花言葉は「感謝」。そして、3本の薔薇の花言葉は「愛してます」。

気持ちを伝えるのが苦手な不器用な彼が、一生懸命薔薇の花言葉を調べて買ってくれて、告白の時も一度も目を逸らさず真剣な瞳で伝えてくれたことがすごく嬉しくて、とても幸せな時間でした。

そんな素敵な彼をこれからも私は大事にしていきたいと思います。私も彼を愛してます。

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written by なのはな

マンガ作者

パウロタスク

男性 投稿マンガ数 29

岩手在住の男性漫画家です。 幻冬舎Plusにて「農家メシ!」というエッセイ漫画を連載しています。 男ですが、みなさんにとって大切で、素敵なエピソードを一生懸命漫画にします!よろしくお願いします。

エピソード投稿者

なのはな

女性 投稿エピ 1

甘いものとカフェ巡りが大好きな大学生です☕️ 一途で真っ直ぐすぎる彼くんのエピソードを漫画にして頂けたら幸せです。