卒業式で遠距離の不安を吹き飛ばしてくれた彼

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元になったエピソード

これは私が高校生の卒業式での出来事です。
彼とはクラス、部活が一緒で、高校3年生の部活引退後に告白されてお付き合いしていました。

お互い進学先も決まり、あっという間に卒業式を迎え、私は友達と一緒に登校していました。下駄箱で靴を履きかえてると、後輩の女子の声が下駄箱越しに聞こえてきました。
「私、今日は◯◯先輩の連絡先絶対きく!」
と彼の名前が出てきて、私と友達は顔を見合せ、耳を澄ませていました。
「彼女いるけど、卒業したらなかなか会えないと思うし別れるかもじゃん?そしたらチャンスだよね!」
と話しているのを聞いた時は、心が痛くなりました。
友達が気にしなくていいと気を遣ってくれて、自分も気にしていないフリをしましたが、心のモヤモヤがとれませんでした。

ブルーな気持ちで、教室に入ると彼と目が合いました。しかし、わたしはさっきの言葉を思い出して、心が締め付けられる感じがして涙が出そうになり、目を背けてしまいました。

その後、彼とは話さないまま卒業式を迎えました。式が終わり、友達と教室で写真を撮ったり、卒アルにメッセージを書きあったりしていると、朝の後輩が私の教室に入る姿が見えました。私は急いで教室を覗くと、彼に写真をせがんだり連絡先を交換するよう話している様子でした。
わたしは見ていられず、友達のところに戻り「どうしよう」と相談していました。

しばらくすると、彼と仲のいい友達が私のところにきて
「いたいた!お前の彼氏どうしたの?朝から浮かない感じだし、今も後輩の女子の話をフルシカトしてるし、なんかあった?笑」
と言ってきました。元々、無口で付き合う前は無愛想な彼でしたが…。気になって見に行くと、後輩の女の子が教室から出ていくのが見えました。

彼は教室でスマホをいじっていました。
「…どうしたの?なんかあった?」
と声を掛けると
「なんかあった?って聞きたいのはこっちなんだけど。なんで朝から元気ないの?こっちまで元気なくすわ。」
と私の様子に気づいていたみたいでした。事情を説明すると
「そんなこと気にしてたの?別れるかもとか心配になるような、その程度の関係になったつもりないんだけど。だから安心してほしい。」
と真剣な顔で話され、安心と同時に彼を信頼しきれていなかった自分に腹が立ち涙がでました。後輩の子はどうしたのか聞くと
「なんでモモ(私)が落ち込んでるのかが気になりすぎて、後輩の話し聞くどころじゃなかった。笑」
と話しており、二人で笑ってしまいました。笑

今は私たちは大学卒業し、就職しています。
今もお付き合いは続いており、婚約指輪も貰いました。あの出来事のおかげで、今もお互い信頼しているからこそ付き合えてると思います。

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written by モモ

マンガ作者

女性 投稿マンガ数 49

倖(ゆき)といいます。 よろしくお願いします☺

エピソード投稿者

モモ

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