私は中高一貫校に通っていました。入学してすぐ、部活が選べず悩んでいた時、友達に誘われて委員会に入りました。しばらくして、留学から帰ってきた先輩が1人いました。その先輩は誰にでも優しく、フレンドリーですぐに仲良くなりました。今となれば、きっとこの時から好きだったんだと思います。しかし、年上で女子からも人気なうえ、育ちがとても良く普通な私とはきっと釣り合わないと思い、せめて後輩として一番仲良くなろうと思い、何度か複数人でですが遊びに行ったりしました。しかし、先輩に想いを伝えられ無いまま、先輩は卒業してしまいました。それでも、なんとか連絡は取り続けていたのですが、私が留学に行く時に先輩から留学が終わるまでは連絡を控えた方が良いとアドバイスされ、そこで連絡を取るのを一度辞めてしまいました。それから半年間は一度も連絡を取らず、私も留学先での生活が落ち着いてきた頃、急に先輩から連絡が来ました。それ以降はかつて以上に連絡を取り、たまに時差に合わせて電話もかけてきてくれました。そして、帰国する少し前に「帰って来たら付き合って欲しい」と言われたのです。そして、帰国の日、なんと先輩が車で迎えに来てくれたのです!帰国便の時間は伝えていましたが、まさか空港まで来てくれらなんて思ってもいなかったので、ビックリしていると「おかえり、やっと会えたね。会いたかったよ」と頭を撫でてくれました。この時の嬉しさと驚きはいまだに忘れられません。
その後、帰国して少し経った時に、きちんと告白し直してくれました。それから約2年経ちましたが、未だに彼とはとても仲良く過ごしています。今でも少し、あの憧れの先輩が隣に居るとドキドキしますが、知れば知るほど本当に最高の彼氏だなと感じています。
written by 雪姫
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