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ちょっぴり情けないサプライズ

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元になったエピソード

今年の彼の誕生日での出来事です。
その前の日から泊まりに来てくれていた彼と近くのショッピングモールに行きました!
ご飯も食べてゆっくりしていると、
観覧車乗りたい。と彼が。
彼は高いところが苦手で、景色の見えるエレベーターも無理な人でした。
そんな彼が乗りたいというのに驚きましたながらも一緒に乗りました。
乗ってからというもの予想はしていましたが、上がるにつれ怖がっている彼。となりで景色も見ず、私にしがみついたまま終わってしまいました。
それ以降、ソワソワし始めた彼によっぽど怖かったんだろうなと思い、家に帰ろっか?と。
するとうん。とは言ってくれたものの、落ちこみ始めた彼。
何も言わない方がいいかなと思い、そっとしてました。
帰ってきて、ご飯を食べて、日付が彼の誕生日になった時。
また彼はソワソワ。
気になりすぎて、ついに彼に
今日なにかおかしいよ?なんかあった?と。
すると、彼が小さなボックスを私にポイっと投げてきました。
ん?と思いながら見てみると、中には指輪が!!
びっくりしてる私をよそに私に渡した途端、寝たふりをする彼。
ねー、言ってくれないとわからない。と言ったら、そういうこと。としか言わない彼。
拗ねて私もふて寝。
すると、後ろからぎゅっとしてきて
これからもずっと一緒にいようね。と彼が。
顔を見ようとしても必死に隠す彼。
本当は観覧車でプロポーズしたかったけど、怖くて無理だったとのこと。笑
描いてたプロポーズとは全然違いますが、いつも素直な彼が大事なとこでピシッと決めきれなくて可愛くてすごく愛しくなりました。

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written by みつき