その運命に気づくまで

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元になったエピソード

私と彼が出会ったのは15歳の春。
ピカピカの高校1年生の時で同じクラスでした。
その当時彼はヤンチャグループの中に居るが大人しめの1人。
そんな私は漫画が大好きなオタク女子であまり関わりもなかったのですが、学校にもクラスにも馴染んできた二学期にくじ引きで隣の席になり少しだけ彼のことを何故か気になる存在でした。(全くタイプでなく…)


それから彼とは何も無く2年生になりクラスも別々に。気になる存在の彼だったので友達伝いで彼のメールアドレスをゲットしましたが連絡することも関わりもなく…お互い学校内で別の彼氏彼女ができ、時が過ぎ卒業し、18歳。
大学一年生に。
連絡先は知っていたので大学一年生の時に1度デートしましたがその時も特に進展することも無く。連絡もそこまでとることなく、SNS(FacebookやInstagram)でただただ繋がるだけでした。


そしてその間にも私にもまた別の彼氏ができ別れ、彼も8年付き合ってた彼女と別れ時が経ち12年後。


久しぶりに私から7月頃Instagramから連絡し返信がなかったのですが(彼はSNSに疎いのです)10月に彼から連絡が久しぶりに来てお互い付き合っている人もおらず、LINEにて連絡を取り合い、お互い大人になるにあたり趣味も家族構成、ご飯の好みなども数々ぴったりなことが分かり話が弾み久しぶりにデートすることになりました。


彼との久しぶりのデート当日。
彼の一声めが、
「めっちゃ綺麗になったな」
その一言がすごく嬉しく、その日のデートはめちゃくちゃ楽しく久しぶりにキュンキュンしてこの人の事好きと私も思いました。
その日は帰り際にすぐに次のデートの約束をしてもらいました。
そして、次のデートまで毎日連絡をとり遂にデートの12/24のクリスマスイヴ。
彼と夜からデートし、お酒を呑んでいたところ飲みながら急に彼から

「俺の事どう思う?いいと思ってるなら付き合ってください」

と告白され付き合うことになりました。


15歳当初気になっていたのは、私の中で今になると彼が運命の人だったと言う事かもしれません。約15年越しに素敵な彼が出来て今1番幸せです。
彼とは近い将来一緒になる…と思います。

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written by ちゃそまる