年下なんて

年下なんて

「先輩っていくつですか？」と、初対面で初めての会話がこれ。「「いくつに見える？」」「15！！」
四つ下の会社の後輩くん。君よりは年上なんですけど！となった。
それから、その後輩くんとよく話すようになり、気づけばいつも私の横に彼がいました。(ついて来る笑)でも、私には2年ほど付き合っている彼氏がいました。
「先輩って彼氏いるんですね！」「「いるよー」」「ふーん…」
この時には既に彼から好意を持たれてるのは気づいていました。
「先輩好きです！」「「彼氏います！」」「知ってます！」「「いや、まず私は年下無理だから！」」「大丈夫です！」「「なにが？！」」「付き合ってください！」「「無理！」」「なんでー！」「「無理なもんは無理！」」
もともと、年下が嫌いだった私なので恋愛感情は全くありませんし、彼氏がいたので眼中にもありませんでした。
しかし、ある日2年付き合ってた彼氏に振られました。
「大丈夫だから。」と慰めてくれた年下の彼は、時間があれば私の好きなカラオケに付き合ってくれたり、ご飯に行ったりしてくれました。
それから、年下嫌いだった私の心の中にすーっと入ってきて、
「先輩なんで付き合ってくれないんですかー？」と言ってきた彼
「「そもそも私君からちゃんと告白されてないし笑」」「あ！そっか！」
そして彼は、
「ももちゃん、俺、ももちゃんのこと好きです。絶対俺が幸せにするし、絶対楽しませるんで、付き合ってください」
「「いいよ？」」「やったー！！！」
と、私に抱きついてきた彼
年下嫌いの私が四つ下の男の子と付き合ったお話
今ではあたしの方が彼のことを愛してる？のかもしれません。

written by もも