北「松井、ちょっと耳かして」
私「…なんで?」
突然のことで少し警戒していると、向かい側に座っている北山くんに肩を引き寄せられる。
北「いいから早く!…てか、今から言うこと誰にも言うなよ?!」
私「え、どうしよう「お前マジで言うなよ?!友情がかかってるから!!」
私「わ、分かった言わない!」
勢いに圧倒されながら流されるような形で受け入れると北山くんは「よし!」と言って私の耳元に口を寄せた。
北「昨日の夜、俺たちの部屋で好きな人の話しになって…王ちゃんの好きな人教えてもらった」
私「待って!言わないで!!」
北「いいから!!」
話しを聞いた瞬間、胸がザワザワして逃げたくなり、北山くんから離れようとしたところ、すぐに引き戻され…
コソッ
北「王ちゃん、松井の事が好きなんだって」
続
written by ハチ
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