俺が野球選手でお前はアナウンサー6

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臨海学校 2日目の朝

先に席について何やらヒソヒソと楽しそうに話しているうたと北山くんを横目に、バイキングの列に並んでいた私。

朝ご飯を選び終わった私が席に着いた後も向かいの席で北山くんがずっとニコニコしていたので

私「何?何かあったの?」

北「別に?朝、王ちゃんと話せた?」

私「何それ、なんか怪しい…言いたいことあるなら言って!」

うた「あ、ハチのソレ美味しそう〜!1個交換しよ♪」

明らかに話を逸らされた気がしてむず痒くなり問い質そうとすると、すかさずうたが間に入ってきておかずの交換を提案してきました。

私「…いいよ(モグモグ)」

2人して何か隠してるな…

遠くのテーブルで楽しそうに王子くんと話すハナの声も聞こえてきて、自分だけ蚊帳の外にいるような感覚になった私は一人モヤモヤしながら黙々とご飯を食べました。

ハナ達の声はうたにも聞こえていたらしく

うた「あんなの気にしなくていいよ。王ちゃんハナは眼中にないから」

北「竹本こえ〜…松井も王ちゃんに話し掛ければいいじゃん」

私「できるなら最初からそうしてるよ」

うた「王ちゃんもハチと話せたら嬉しいんじゃないかな?」

私のテンションが下がったのを察知したのか、2人して次々と話しかけてくるので、ますます惨めな気持ちになってご飯が進みました。(笑)

私「…もういいよそういうの。なんとなく分かるし、王子くんの気持ち(モグモグ)」

北「いや!!勝手に決めつけたら王ちゃん可哀想だよ」

うた「そうだよ!」

私「もうこの話しは終わりー」

食い気味に反論する北山くんに少し違和感を感じながら、これ以上王子くんの話しを続けたくなかった私は話しを切り上げて食べることに集中することにしました。



……

シーン

北「あーもう!俺はどうすればいいんだ?!」

いつまでもテンションの低い私に途方に暮れる北山くん。隣に座るうたと再びヒソヒソ話し始め、少し悩んだ後、覚悟したように声をかけて来ました。

北「松井、ちょっと耳かして」


written by ハチ

エピソード投稿者

ハチ

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