夏、臨海学校当日
ハイキング中は同じ班のもう1人の女の子と一緒に、うたの恋バナを聞きながら歩きました(うたには隣のクラスに小1の頃から両想いの男子がいた)。
時々同じ班の男子と北山くんが話しに加わってきて、気が付けばお互いの好きな人の暴露大会に
北「へぇ〜、松井って王ちゃんが好きだったんだ♪」
私「言わないでね!」
北「言うわけねーだろ!……え、いつから好きなん?」
私「最近かなぁ?」
北「へぇ〜♪」
私「ほんとに言わないでね!?」
北「分かってる分かってる(笑)」
北山くんは今は好きな人はいないと話していて、私ばかり弱みを握られてるようで腑に落ちない気持ちでとぼとぼ歩いていました。
その後、保健係が活躍する場面もなく、班長の北山くんはここぞとばかりにリーダーシップを発揮し、私たちの班は学年の中でもわりと早くにゴールしました。
続
written by ハチ
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