バレンタイン

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私が小学生の時の話です。
私には気になるかいという男子がいて彼ははみんなのアイドル的存在でした。いつも彼の隣には女の子達がいて内気な私は話しかけられませんでした。6年生の最後のバレンタイン私は勇気をだして彼にハート型のチョコを作りました。靴箱に放課後教室に来て欲しいと手紙を入れて教室で待っていました。ガラガラとドアが開き緊張していた私は誰なのか確認しないまま「かいくんあげる!」とチョコを渡そうとしたのですがそこにいたのはいつも彼と一緒にいる女の子たちでした。女の子たちは私のチョコを取ってハートを割り帰ってしまいました。悲しくなって私が泣いていると彼が教室に入ってきてぐちゃぐちゃになったチョコを見てそのチョコを食べてくれたんです。結局彼とは
何もないまま卒業してしまいましたが今でも、いい思い出です。

written by さほ

エピソード投稿者

さほ

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