当時私は高校3年生。
4月に臨時採用で入ってきた大学を卒業したばかりの23歳の男性で、部活の顧問に付いたA先生を好きになっていました。
部活の連絡を取るために、とA先生と部員皆で連絡先を交換したのでそれをいい事に7月に電話で私の気持ちは先生に伝えてありました。
又、私は3年生になったと同時に生徒会に入っていました。
9月の文化祭に向けて夏休みは生徒会のメンバーと毎日学校で顔を合わせて、たまに夜に私服で皆で集まって花火をしたり本当に楽しい毎日でした。
その中に今までクラスが違って話した事は無く、最初の印象は頭の良いクラスだし近寄りがたい…と感じていた、
私より背が低く顔は可愛いのに性格はツンデレな同級生の男の子、B君がいました。
(ラブコン!みたいに私が165センチでその彼は160センチ無かったと思います)
文化祭の準備を通して冗談を言い合う仲になり、A先生が好きなんだけど…と相談もしていました。
そしてとうとう文化祭当日。
オープニングにステージでの生徒会からのダンスの出し物が終わり、校則では禁止されていたマニキュアを落とさないといけませんでした。
B君は私に「ねぇノリで付けちゃったマニキュア、俺のも落としてよー。俺男だしやり方分かんないんだよね」
とA先生も通る体育教官室に続く渡り廊下で手を出してきました。
もう仕方ないなー!と手を取りマニキュアを落としてあげてる時にやっぱりA先生が通りかかって見られてしまいました。
『もー!やっぱり見られた!先生に勘違いされるじゃん!』とB君に言うと
「勘違いさせたら良いじゃん」と、照れながらうつむきがちにいうB君。
え?もしかして…私の事…?と、ドキドキしてしまいB君の手を握ることに急に緊張してしまいました。
その後、だんだんB君の方が気になってきて、彼から告白されてお付き合いをしました。
私は完全に彼のツンデレに魅了されてしまいました。
written by 恋エピ公式
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