エア相合い傘

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とある、雨の日。
傘を忘れた私は「小雨だから大丈夫かな?」と思い、雨の中を一人で歩いていました。

すると、後ろから走ってきた片思い中の彼が
「〇〇ちゃん、濡れちゃうよ!これに入りな?」と言ってエアの傘を差し出してきました。

「おー、ありがとう!…ってエアじゃん!!」とツッコミを入れた私。
「ここで持ってたらかっこよかったんだけどね〜。なんてな!風邪ひかないようにね!」
と言って彼は走り去っていきました。

不器用な彼の優しさにキュンとしました。
今でも雨の日になると思い出して笑ってしまいます。

written by 恋エピ公式

エピソード投稿者

恋エピ公式

秘密 投稿エピ 736

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