私は大学生になって、飲食店でアルバイトを始めました。
2回目の出勤のときに、希望シフトの書き方を店長から教わりました。
そのとき一緒にそれを教えてもらっていたのがAくんです。
私は彼を見た瞬間、「この子とってもかっこいい!同い年かな…?」と思い、とてもときめきました。
お互いに恋人はいませんでした。
彼のことが気になりながらも挨拶をかわす程度の仲のまま1年が過ぎました。
そんなある日、アルバイトの女の先輩が「最近よんだ少女まんがにでてるカップルがね、あなたとAくんにイメージがぴったりなの!2人にしか見えない!」と言いました。
その先輩はそんな理由で私たち2人をくっつけようとしていました。
私は、私とかっこいいAくんなんて不釣合いだと、先輩を押さえていたのですが、先輩はAくんにも同じ話をしてくっつけようとしていました。
後日、先輩のバックアップのもと、Aくんが真っ赤になりながらごはんに誘ってくれました。
私も頬が真っ赤になりましたが、Aくんとごはんに行くことにしました。
それからバイト後にAくんが家まで送ってくれるようになり、数日後には、Aくんから告白してくれて、付き合うことになりました。
その彼とは今も仲良しで、もうすぐ付き合って3年になります。
こんなに一緒にいて楽しくて気が楽で幸せを感じられる人はもう一生出会えないと思います。
きっかけは先輩の何気ない思いつきだったかもしれませんが、そのおかげで私の人生をはまるっと変わって、幸せなものになっているに違いないと思います。
written by 恋エピ公式
Sponsored Link
旧サイト運用中に公開した作品と、ご投稿いただいたエピソードを掲載しています。